三国志9における異民族対策

三国志9にはマップの四隅に烏丸、羌、南蛮、山越という異民族が存在します。どのシナリオでも最初から兵力30万という強大な戦力を保有しています。数千しか兵を持っていない国は秒速で滅ぼされてしまいます。僕も最初相当苦しめられました。

【異民族が攻めてくる条件】

異民族は以下の条件の時に攻めてきます。
・友好度が好意以下
・異民族の隣接、近隣の城や拠点に勢力を持っている

僕が最初にシナリオ2「曹操の挙兵と反董卓連合」を孫堅でプレイしたのですが、桂陽を攻め落とした直後に山越が攻めこんできました。地図の上では山越と桂陽は隣接していませんが、場合によっては隣接する城の近隣くらいまでは攻めてくるみたいです。

また友好度ですが、中立だと赤信号と言えるでしょう。好意でも場合によっては攻めてくる気がします。気を抜けません。

【異民族が攻めてきた場合の対応】

異民族各将はそれほど知力が高くないので、計略が比較的よく決まります。時間稼ぎのための「偽報」や「錯乱」などを上手く使っていくと良いでしょう。

多くても5万程でしか攻めてこないので、撃退することも可能ですが、開始直後や前半戦はかなり苦戦するので、友好度を上げておくしかないでしょう。攻めてこられる前に友好度を「信頼」にしておきたいところですが、万が一攻めてきてしまったらすぐに「贈呈」でご機嫌取るしかないです。

ゲーム後半では自分達もそれなりに強くなってるので撃退も難しくありません。ただ前線ではない場所に攻めてくるのであっさり落城しちゃうケースも多い。その時は再度城を占領しにいけばいいのですが、城の数値が著しく下がってしまうので、攻めてこられないようにケアしていくのが得策。

【異民族を倒す方法】

30万以上の兵力をほこる各異民族を攻め滅ぼすのは大変ですが、コツさえつかめば実はそんなに難しい話ではありません。異民族の場合、城の兵力をゼロにするより、城を陥落させる方が簡単なので、衝車隊を複数送りこめば落とせます。10部隊くらいで一気にいけば意外とあっさり落とせます。兵力10数万で攻めてみましょう。どこかに異民族が攻め込んだ隙に城を攻めるとより簡単に落城させられます。

仮に部隊が殲滅しても捕虜になることはないので、果敢にアタックしてみてください。滅亡させると貴重なアイテムが手に入ります。

【異民族を全て滅ぼしたら】

異民族を全て滅ぼし、その後に統一を成し遂げると、次回から異民族でプレイすることが可能になります。南蛮で中国統一というのも夢ではありません。ただ自分で異民族を選択してプレイする場合は兵力10万でのスタートとなります。通常敵にする場合は30万なので、それに比べるとしょぼいですが、それでも他国より圧倒的な兵力ではあります。

劉備軍の主力がひしめく荊州南郡を制圧

三国志9地図

兵糧だけじゃなく金も不足がちな孫堅軍。一気にいこうと思えばいけるのだろうが、性格的にリスク回避しながら地道に進める。

羌が攻めて陥落させた天水をすかさずゲットし、安定にいた馬騰軍も退けた。このまま馬騰軍を攻めるのもアリだが、遠くて。とりあえず天水を周瑜に守らせ、陸抗などを安定に配置。ひとまず「捜索」活動で糊口をしのぐ。ガラ空きの陽平関には西城から移動した孫堅率いる10数万の軍勢を配置。ただ漢中にも約10万の孔明率いる劉備軍がいるので攻め込むのを躊躇し睨み合い。

江東制圧の中心を担った朱恒軍がそのまま桂陽に入ったけど、荊州南郡は関羽、張飛、趙雲、黄忠、姜維が守っており、朱恒じゃちょっと不安…。なので劉虞配下だった張遼、華雄、江陵を攻め落としたばかりの徐晃、紀霊などを移動させた。

三国志9は武力が高いだけが強いわけではないというか、関羽の奮迅とか脅威だけど、数でなんとかなったりもする。ある程度の武力の武将を複数用意し、大軍で攻めればなんとかなる。関羽、張飛、趙雲が一つの部隊で攻めてきたりしてやっかいなんだけどね。

まぁそんなわけで荊州南郡を一つずつ落としていき、零陵に集結した劉備軍と対峙。交趾からも援軍きたけど、そんなクリティカルではない。ちなみに南郡攻めの最中に捕虜になった黄忠の登用に成功した。南蛮が建寧を攻めてくれたのも嬉しい誤算。これは要請ではなく勝手に攻めたもの。交趾以外からの援軍も期待できなくなった零陵の劉備軍を衝車隊で攻め立て陥落させた。兵がいない交趾、南蛮が落とした建寧も合わせて手中に。

華北では曹操が力を盛り返し、北海一国になった袁紹を攻め立て滅ぼした。張角領だった濮陽を曹操が攻め落としていたので、官渡港に兵を集めて、そこから濮陽を攻撃。あっさりと陥落させた。劉虞領だった上党に覇権した黄蓋、魏延らが晋陽を攻め落とした。次は冀州の都、鄴がターゲット。

混沌の華北と強大な勢力となった劉備

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虎牢関で時間を費やしている間に劉備が蜀、荊州南郡を制覇し、強大な勢力となっていた。さらに江陵を狙って永安から大軍が出陣。一方北の方では、地味に勢力を拡大していた劉虞に対して都を追われた曹操が狙う。

山越に桂陽を攻めてもらうようお願いし、劉備の戦力を削ぐ手はずを整える。一方漢中から再三に渡り西城に兵が送られ、都度撃退するもめんどくさい。江陵を落とした劉備は襄陽にも兵を出してくるのでさらにめんどくさい。さっさと攻め込みたいものの兵糧が無くて…。

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山越が落とした桂陽を素早くゲットして、荊州南郡の劉備攻めの準備。一方劣勢の劉虞、董卓に降伏勧告を送りつけ、2者ともそれを受諾。多くの兵と将、資源を得る。ただまだ兵糧が足りない…。

江東平定と虎牢関の戦い

江東方面は孫堅、朱恒を中心として阜陵港を拠点に建業→呉→会稽と攻めていき、無事に江東統一。しばらく江東に留まり、負傷兵の回復と徴兵で部隊を整える。一方黄河周辺の対曹操戦線は周瑜、龍恩、太史慈、周泰などの大軍で虎牢関に。難攻不落の虎牢関だが、大軍で押せばなんとかなるだろと。洛陽から虎牢関に援軍が行くと予測して、同時に宛から陸遜、陸抗親子、魏延などを洛陽に向けて出陣。背後をつかれるのは嫌なので同盟国張角軍に濮陽を攻めさせるという万全な体制。念には念を入れて、董卓にも贈り物をして友好関係を築いておいた。

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劉表がのこのこと攻めてきたけど、いつものように港に引き込み、それを叩くという戦法で兵力を削ぎ、逆に襄陽を攻めこみ陥落させた。虎牢関では大苦戦。洛陽を攻めようとしていた宛軍も旗色が悪い。ここで作戦を変えて虎牢関を裏から攻撃するようにした。しかし曹操軍も洛陽だけでなく長安からも兵が出てきて総力戦に。こちらも負傷兵が増えていくし、捕虜も出す。しかし今さら引けない。押すしかない!苦戦の末にようやく虎牢関を落し、その勢いのまま洛陽も落とす。長安は隙をついた董卓によって陥落。

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空白地の西城を落した。その向こうにいるのは蜀を平定した劉備。いまや最大の敵となった。